第24章 赤と黒と猫と
『いや、あの…本当に失礼しました。はい。気にしないでくださi((黒「ぶっ…ぶっひゃひゃひゃっくっ…いやー…初めてだわ楓みたいなヤツ」
笑いながら目に涙を溜めて笑う鉄郎さん。
黒「ひーひー…くっ…はー…別にいいけど?どーぞ」
そう言って鉄郎さんは自転車を止め、しゃがんでくれた。
……鉄郎さん…良い人だ!
初対面の人に頭を触らせてくれと言われ、本当に触らせてくれる人などいるだろうか。いや、いない!←
まず、初対面で頭触らせて欲しいっておかしいか…。
……それって私ですね…!←
『ありがとうございます!では…』