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伊達メガネが好きなんです…

第2章 マネージャ頑張るぞ


「ふぅ~、テニス部の部室って広いしモノが多いな。まぁ、関係ないものもけっこうあるけど…(-_-)」
お菓子、本、トランプ、オセロetc…
なんで、こんなものがテニス部の部室にあるの?!
このカゴなんだろう?古いテニスボールか。
「ほっ!」
そんなに重たくないし、あのロッカーの上にでも置いていていいかな。
なにか、踏み台になるものないかなぁ~
この台でいいや。
「よいしょ」
この台、ちょっとグラグラだなぁー
まぁ、大丈夫かな。
えいっ!
って、おぉ、ダメこけそう!
ドンっ!ガラガラ!
いった~。ちょっと危なかったか。
「なんや?!えらい音聞こえたけど大丈夫かいな?!」
「あっ!忍足さん。いや~、ちょっと無理をしたらこの踏み台から落ちちゃって、あはは。」
「あははちゃうで!えらいことやん!」
「大丈夫ですよ。ほら、ちゃんと立てますよ。」
「ほな、ちょっと歩いてみ。」
「ほら、歩けまsイタタ。」
「足痛いんやないか!ほら、足見せてみ!はれてもとるやないか!保健室いくで!」
「大丈夫ですよ!」
「アカン。俺が心配やから連れて行くで。」
そう言うと忍足さんは私をふわっと持ちあげた。
「ちょ///忍足さん?私歩いて行けるんでおろして下さい///」
「そんな足で歩けるわけないやろ。」
「いや、その、私重たいし…それに恥ずかしいです…///」
「お嬢ちゃんは、重たないし、恥ずかしいとかより俺はお嬢ちゃんの体のほうが心配やからいやかもしれんけど我慢してな?」
「いやではないですけど…///」
「ほな、ちょっと我慢してな。」
そう言って忍足さんは私を保健室まで連れて行ってくれた。
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