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伊達メガネが好きなんです…

第4章 恋なのかな…


後ろを見ると、忍足さんがいた。
「あ、忍足さん。いや、芥川くんが寝てしまって風邪ひいたら困るなって思って、私のジャケットを貸してあげてるんです。」
「また、ジローはどこでも寝てほんまアカン奴やなぁ。お嬢ちゃん寒いやろ?俺のジャケット貸したるで?」
「大丈夫ですよ!このくらい。…クシュン(>_<)」
「大丈夫ちゃうやないか。ほら、羽織っとき。」
そう言って、忍足さんは私にジャケットを渡してくれた。
お、忍足さんの匂いがする…///
「俺のやからちょっとでかいな。それでも、寒さ対策にはなるやろう。」
「はい、本当にいつもありがとうございます。」
「感謝されることなんてなに一つないんやで。むしろお嬢ちゃんは、もっと俺らのこと頼るべきやで。」
「そんな(汗。ただでさえ、みなさんに迷惑かけているのに…。」
「どこが迷惑やねんなぁ~。俺らのが迷惑かけとるわ。それに、お嬢ちゃんは大事な俺らの仲間やん。」
「仲間…ですか?」
「そうや、仲間やで(ニコッ」
「私、そんなにみなさんの役に立ててるんですか?」
「当たり前やん!俺も跡部もみんなお嬢ちゃんがよう頑張っとるって話するんやで?」
「嬉しいです。私みなさんの役に立てて!」
「せやから、俺たちにも頼ってや?」
「はい、じゃあ、たくさん頼ります(笑」
「ええ子や。それより、なんでジローと一緒におったんや?」
「食堂行く途中で会ったのでそのまま一緒にご飯を食べてサロンに来たんです。忍足さんはなにしてたんですか?」
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