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Hな君に恋をした。

第1章 第1章 ~夕方の教室で~


すごいおとがしてつぶっていた目を開けると、
三人の男子はたおれこんでいた。
「大丈夫か?!」
「…蓮」
「なんでここにきてんだよ。くんなっていっただろ!」
たしかに言われてた。
…今日はたまたま忘れてた…
って…噂でいろんなことしてるって聞いていたけど…本当だったなんて。
…これを見せたくなかったの?
だからくんなっていってたの?
「…怖かったよな。」
違うよ…
蓮。
蓮のしている行為がすごく悲しくて泣いてるんだよ。
「…んで…」
「え?」
「…なんで…」
だめ…
こんなこと言ったら、蓮に嫌われる…
「なに?」
「…なんでもない!じゃぁね」
バタンッ
なんで…言えないのよ…
幼馴染みなのに…バカ

「お帰り~って…なんで泣いてんの!?」
「眞菜…?」
「…蓮を…救いたい…あんなこと…おかしいよ…」
「…見ちゃったんだね…」
二人は…知ってたんだ…
コクンと小さくうなずいた。
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