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Hな君に恋をした。

第1章 第1章 ~夕方の教室で~


~君から始まる~

[ピーンポーン]
今日も朝からチャイムをならす。
「はーい」
「蓮。早く!」
「…先いけば?」
冷たい言葉。
どうしてだろう。
蓮はいつもこう。
朝はこいっていってるくせに先いけって言う。
いったいなんなの?
「…わかった」
ひとつため息をついて私は歩き出した。

「おはよー。眞菜」
「おはよぉ~。悠喜ぃ~」
「どったのー?」
私は、日南眞菜佳。
高校2年生。
朝から喜鹿部悠喜に話しかける。
「もういやだぁ!」
「眞菜?」
「私…嫌われてんのかな?」
「そんなことないと思うよ」
頭の上で声がしたと思ったら
神崎奏芽がいた。
「そんなことあるのー!
もうっ!屋上いってくる!!」
「あっ…今は!」
奏芽の焦った声は私の耳には届かず屋上えと向かった。

ギィィ
錆びたおとが響く。
そして…目の前にあった光景は…
「あぁん!蓮!もっとぉ…もっとおくにぃ~!」
「っく…んぁ…!」
「あぁ!イクぅ!イクぅん!」
「はぁ…」
「あぁぁぁぁ~~~!」
吐き気がするほど、気持ち悪かった。
「おいおい、邪魔すんなよ。今蓮は忙しいんだよ」
「…すみませ…」
「あれ?あの子じゃん!眞菜佳ちゃん!
なぁ…………」
コソコソ話す三人の男子。
「ヤっちゃうか」
そう言って、Yシャツを乱暴に脱がせる三人。
「イヤァァァ!」
胸を乱暴にさわる、そして、一番感じやすいアソコをさわる男子。
「イヤァァァ!やめ…てぇ…」
バキッ!
「何してんだよ!」
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