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【銀魂/裏】 揺らめく炎

第2章 たまには… 【沖田総悟】





「ふぅ…終わったーー!」


「はぁ…やっと終わったぜい」


「沖田さんはほとんど何も

やってないじゃないですか!」


「んなことねーさ。ちゃーんとやって

ましたぜ?」


「やってたって、ずっとわたしの邪魔

してただけじゃないですか!」


「人聞きの悪いこと言うんじゃねーよ」


沖田さんはずっとわたしの髪をいじったり


くすぐってきたりからかってばっかりで


私が心臓抑えるのどれだけ大変だったか


「まったく…もう手伝いませんからね!」


「へいへい」


「それじゃ、わたし他に用がありますから」


「ちょっと街やがれぃ」


「なんですか……っ!」


呼ばれて振り返れば目の前には沖田さんの顔


「…いつも迷惑かけてんのわ知ってまさぁ

それでも俺ァお前のそばにいたいんでさ」


「っ!……お、沖田さん?」


さっきまでの表情とはうってかわって


真剣な表情でそう言われれば、


収まりかけてた私の心臓がまた早まりだす…


「…あんた俺のこと好きだろ?」


「えっ…」


いきなり核心をつかれたことを言われて


顔が、一気に赤くなる。


「ふっ…分かりやすすぎでさぁ」


そういう沖田さんはもうドS王子の顔に


戻ってて…


もうどうしたらいいのか頭が混乱しだす…


「…

俺もずっと好きだったんだぜ?」


「沖田さ…んんっ!」


いきなり唇を奪われれば身体の力が抜けて


ペタリとその場に座り込む。




「の答えはもうわかってまさぁ」



そういった沖田さんの顔は完全に


ドS王子の顔だった。




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