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京都のSHIKI物語

第1章 これが江戸




明るく楽しそうな声が聞こえる





「安いよ 安いよー‼」


「新鮮な魚 美味しいよー‼」




ワイワイと賑わう

…まるで祭りのようだ。




「べっぴんさんにはおまけだっ‼」


「おおきにー‼」











「んっ……」




賑やかな声に目を覚ました私


目の前には草


うつ伏せで寝ていたらしく
ゆっくりと起き上がり


辺りを見渡した。



「………」



右を見て左を見て



「ここは…?」



後ろを振り向くと綺麗な川が流れ

上を見れば晴れた空…ではなく

少し古そうな橋



「……どこ?」



前には薄いピンクの可愛らしい

リュックサックが置かれてある


恐る恐るリュックサックに手を伸ばし

中を見てみると自分の衣服や携帯

財布などが入っていた。









頭の中で

昨日の出来事を思い出してみるけれど

頭の中は

真っ白で何も思い出せなかった。








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