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道化師恐怖症。

第4章 夕日って青色だったっけ



どうしたんだろう

それに切原くんに
トイレットペーパーというのも
何だか似合わないなぁ

なんて、失礼?な事を思ったり


…私は切原くんに関わった事なんて
ない気がする

よほど変な顔をしていたのかな

目つきは悪くない方だと
思いたいけど

と、いうか悪くない
切原くんの方が鋭い目つきしてる


…ま、いいだろう

何か合ったらきっと向こうから
話しかけてくるだろうから

切原くんはハッキリ言いそうな人
だからね

その時に文句の一つでも
言われようじゃないの


トイレットペーパーを持ち
お菓子コーナーを巡ったりして
レジに向かう

やっぱり今日は安い
買いに来てよかった



私の家は学校から
そんなに離れていない

徒歩15分から20分くらいかな

自転車通学も羨ましいけど
別にいいかな、という感じだ

歩く方がなんとなく好き

時々面倒になる時があるけど
それでも歩く方がいい


それは置いといて

今日は中々濃い一日だった

西崎さんは簡単に
丸井くんと仁王くんを手玉にとって
しまった

しかも一日で

彼等はミーハーファンを警戒して
あぁいうタイプに敏感だと思って
いたのだけれど

勘違いだったのかなー


一日で名前呼びまで発展するなんて
校長先生もビックリだ

校長先生何も関係ないけど


彼女は練習を見に行って
どのように他の人達と関わって
いるんだろうか

あ、でもさっき切原くんと
会ったから…彼は練習サボりかな


じゃあまだ切原くんと
西崎さんは会ってないわけだ

切原くんも毒気抜かれちゃうかね


骨抜きになったテニス部員か…

それも、考えると面白いけど
そんなんで大会に勝てるのか


いや、でも全員がそうなると
決まった訳じゃあないし…

とにかく明日学校へ行ったら
みぃちゃんに聞いてみよう

ファンクラブさんがどう対応するのか
とっても興味がある


でも、あそこまで好かれてしまった
西崎さんに思いつきの馬鹿な事を
してしまったら、大変だ


ファンクラブさんにって
恐ろしい事が起きてしまう気がする

みぃちゃんは頭がいいから
大丈夫かな?

でもテニス部の事になると
頭に血が上っちゃうから…

ストッパーかけとかないと







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