第1章 Halloween the night
side エレン
「んっ・・・、」
視界がぼんやりした中、ゆっくりと目を開ける・・・
「・・・エレン?目を覚ましたのね!?」
「ペト・・・ラさん・・・?」
いきなり抱きつかれ驚く俺。
ちなみに今まで寝ていた所は簡易用の椅子を合わせた簡易的なベッドだったようだ。
「エレン・・・、ハンジさんから聞いたわよ・・・なんで前に体調を崩した時言ってくれなかったの・・・?」
言い返す言葉がなくうつむく・・・。
「心配したんだから・・・!」
必死に涙をこらえているのが目に見えてわかる。
また、迷惑をかけてしまった・・・。
すると、急に顔を上げられ・・・
「これからはちゃんと言ってちょうだいね?」
「はい・・・!」
今更になって気づいたのだが、何故か散らばっていた調査兵団の人達がほとんどこの広場に集結している。
「あ、そうだ!!ねぇ、みんなでさ・・・」
急にハンジさんが立ち上がりみんなに話し掛ける。
「面白そうだな。」
「やってみようぜ」
との言葉を筆頭に、結局やることに・・・
こんなことしていいのかな・・・?