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月が綺麗ですね【freiheit 番外編】

第1章 Halloween the night


木々の中から出てきたミカサだった。

「私はエレンを探していて、そしたらここにたどり着いたら二人が振り向き・・・」

「ミカサまで言わなくていい!!」

二人に見られていたとは・・・恥ずかしい

「でも、エレンは女装していたので女の子同士のハグにしか見えなかったので問題はない・・・。」

ミカサに言われて気付く。
・・・そう言えば、再会に喜んでいて自分の格好を忘れていた・・・。

「エレン、可愛い・・・!」

ペトラさんにそう言われ、なんとも反応しづらい。

「ペトラさんの方が可愛いです!」

なんて、思わず言ってしまう・・・。
ちなみに、ペトラさんの仮装はチシャ猫らしい。
猫耳と、尻尾がペトラさんの可愛らしさを引き立たせている。

「そ、そう?」

頬を掻きながら顔を真っ赤にするペトラさん

その様子にまた和む俺。
ミカサとアニは何故か拗ねている。

「エレン・・・、私はどうだい?」

と、アニが聞く。

アニの仮装は、シスターのようで金髪が黒を基調としたワンピースをより引き立たせている。

「アニも可愛いと思うぞ?」

本心を口にするとみるみるうちに顔が赤くなっていくアニ。
みんなさっきから顔を赤らめてどうしたんだろう?

そして、それと同じようにみんながみんなして睨み合ってるような気がするのは気のせいなんだろうか?

「まぁ、ここは取り敢えずお互い落ち着いて喋りましょ♪」

と、ペトラさんがいい少し空気が和んだ気がした
その代わり、ペトラさんの言い方が少し怖かったが・・・



そして、座れる場所を探そうということになり各自少し散らばり探す

そう、座れる場所など探さねば良かったのだ。
そうしたら、少しは事態が変わっていたのかもしれない・・・。
もう、今となってはそんなこと思っても仕方のないことなのだけど・・・




「ここが、今お休み中の調査兵団様達って訳か・・・
付け入る隙は十分あるなぁ・・・!」







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