第2章 初日
そのあと、ちーくんと綾華が自己紹介をしたが、思った通りの反応が起きた笑。
まあ、無事に皆の自己紹介が終わり入学式まで時間があるので、自由時間となった。
自由時間になった瞬間、クラスの男の子が私のもとにやってきて
「佐倉井さんはどんな人がタイプ?」
「彼氏っているの?」
「誕生日いつ?」
『えっ!?えっと…、』
こんなに男子に囲まれたらどーすればいいか分かんないよー(泣)助けを求める目で綾華とちーくんを見ると二人はため息をつきながらも、男子の集団を掻き分けて助けに来てくれた。これでひと安心、って思ってたら…
二人の顔の良さが余計に人を集めてしまった…。
綾華「あらら、逆効果笑」
『うー(泣)』
男子(((可愛いなー♡)))
そんな様子を見ながら千寛ただ一人だけが難しい顔をしていた…、