第5章 デート
かほside
私たちはあのあと、後処理をして服を着た。それから、特になにもせずベッドの上に座って、ずっとくっついていた。
千寛「かほ、好きだよ」
いきなり千寛が耳元でこんなことを言ってきた。
『っ!?/////』
千寛「かほは?俺のこと、好き?」
『恥ずかしいよ//////』
千寛「さっきまでは、あんなに素直で積極的だったのに」
『…』
千寛「エッチが終わっちゃうと、言えなくなっちゃった?」
『ばか…/////』
千寛、絶対私の反応見て楽しんでるっ!
千寛「ねえ、言ってよ」
耳元で千寛は低く甘い声で催促してくる。
そのせいで、こっちは心臓が破裂しそうなくらいバクバク言っている。
千寛「早く…」
『す、すき…です//////』
多分、今の私の顔は真っ赤。頭なんてショート寸前。
千寛「良くできました。」
チュッ
そんな私に千寛は追い討ちをかけてきた。
『━━っ//////』
もう、身体が持たない…。だから、勇気をもって
『そろそろ帰ろうかな?』
って言ったのに。
千寛「だーめっ」
簡単に却下されてしまった。
『どうして…?』
千寛「今から俺とデートするから。笑」