第20章 邂逅
黒子side
黒子「火神君、お湯にタオルつけてはダメですよ」
火神「あ?そーなのか?」
小金井「はァー、ビバノン」
木吉「ビバノンってなんだ…?」
日向「知るかーダァホー」
伊月「ツッコミにキレ全然ないぞ日向」
日向「そらーそーだろー、なんせ…せっかくの温泉だからな」
僕達は今、温泉に来ています。カントクのクラスメイトの親戚の方が旅館をやっていて、オフシーズンなので格安で利用させてもらっているんです。ウィンターカップ本選への出場も決まり、リフレッシュも兼ねてバスケ部全員でお邪魔しています。カントクは「女子1人だとさみしいから」と言って穂波さんも一緒に招待してくれました。2人きりでないのが残念ですが、一緒に小旅行というのは嬉しいです。今回は2号も一緒ですし楽しい旅になりそうですね。
僕達は予想だにしていませんでした。まさか彼らに会うことになるなんて。