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雨に咲く花

第19章 集合


火神「おい黄瀬、テメー何しに来やがった⁈」

黄瀬「あ、火神っち久しぶりッス!火神っちこそどうしてここにいるんスか?」

火神「ここ俺のクラスの店なんだよ」

黄瀬「え⁈てことは黒子っちと火神っち同じクラスなんスか?」

黒子「はい、同じクラスです。それで黄瀬君はどうしてここに来てるんですか?」

火神・黄瀬「「うわ、黒子(っち)⁈」」

いつの間にかテツヤ君が後ろにいた。2人が驚いている隙に私はウーロン茶をテーブルに置く。

穂波「お待たせいたしましたご主人様」

黄瀬「穂波ちゃんありがとうッス。あ、行かないでちょっとここにいてほしいんスけど」

さりげなくこの場から離れようとして呼び止められてしまった。ギャラリーからの視線が更に痛くなる。

黒子「それで黄瀬君は何をしにここへ来たんですか?」

心なしかテツヤ君の声が鋭い。どうしたんだろう?

黄瀬「もちろん黒子っちに会いに来たって言いたいトコッスけど、本当は彼女に会いに来たんスよ」

は⁈私⁈まるっきり面識無いのになんで⁈

一瞬、その場が固まった。
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