第3章 入学
赤司視点
今日、オレの教室に波賀内が来た。
1組の教師に用があるらしい
毎回、オレを茶化してくる。
だが、それを楽しんでいる自分もいるわけでーー
すると男子の話し声が聞こえてくる
波賀内のことについて。 だろう。
だが、それを聞いていると何故かイラついてくる
何故かはわからない。
「このクラスは男子が元気ですね」
「私のクラスは静かなので新鮮です」
あぁ、なぜ、話していると落ち着くのかな
ねぇ、早苗。 君は、こんな気持ちになったことがあるのかい?
僕は、今
君を求めているんだ。
ねぇ、この気持ちの正体を君は知っているかい。
早苗ーーー