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ねぇ、赤司君。

第3章 入学


主人公視点




まったく、あの数学教師め。












なんで私がこんな沢山のノートを運んでいるのか。












それは、今日数学係が休んでしまい
そんなときの代わりは学級代表が‥‥‥察してくれ。













「おや、波賀内さん。
どうしたんだい?一組に何か用かな?」



「あ、赤司くん。
数学の‥‥‥一組の先生はいらっしゃいますか?」













「あぁ、あと五分もすれば戻ってくると思うよ」


「そうですか。じゃあ、少しだけお邪魔していいですか?学級代表さん?」












「あぁ。いいよ、3組の学級代表さん?」




























まったく、何故か負けた気分ですよ。
一生勝てなさそうですね。





ふっ‥‥。波賀内には負けたくないね。









































(なぁ、あれって3組の波賀内早苗じゃねぇーか?)



(え?あのすっごい美人って噂の?)




(マジで⁉︎まじかよ。うわー。初めて実物みたわー!)



(ってか、めっちゃスタイルよくね?)



(おい、そういうのやめろよ。いや、わかるけどさ)




(2組の桃井と同じかそれ以上だよな)





(あと、性格も凄く良いんだって。)




(それ聞いたことあるわー。彼女にほしー!)




(おい。やめろよ。)















































「このクラスは男子が元気ですね」



「あぁ。少し煩いぐらいにな。」














「私のクラス、静かなので新鮮です」
























残念ながらああいった冷やかしは慣れてるんです。



なんて、そんな一文が口から出そうになってしまった。




























































あれ?私はなんで、赤司くんに個人情報を知らせようとしたのだろう。
































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