第123章 今後の予定と目標

「三人ともがそれでいいと思ってるなら、
そうしたらいいんじゃない？
そりゃ凛は多少の罪悪感が湧くだろうけど、
それで凛が元の生活に戻れるなら、
私もその方が断然いいと思う。」

「その中に俺は入れてくれないのか？」


ハンジの発言に口を挟む前に、
ミケの声が侵入し、また一瞬空気が止まる。



「ミケって、結局凛と最後までしたの？」

「いや。最後まではしてない。」

「それなら話にならねぇよ。
お前は大人しくしてろ。」

「リヴァイはライバル増えるのが嫌だからって、
この話になるとミケに辛く当たるよね。」

「当たり前だ。
これ以上増えたら収拾がつかねぇだろ。
凛の決断も惑わされる一方じゃねぇか。」

「ああ。
それについてはリヴァイの言う通りだな。」


エルヴィンは
ハンジ、ミケ、リヴァイの話を聞きながら、
リヴァイの意見に強く賛同した。




「さっきから何も言わないけど、
モブリットもそれでいいの？」


「あ…、はい。
すみません……圧倒されてました……」


「……うん。その気持ち分かるよ。」


思わずモブリットに同意する。




話が進むのが早い。

何にしても幹部で会議をするとサクサク進むから
書記をするのが大変なイメージはあったけど、
まさか自分のこんな厄介な案件についても、
こんなにスムーズに色々決まっていくとは
思っていなかった。


だけど、それは本当にありがたい。


自分一人で悩んでいても、
絶対こんな簡単にこの結論には
辿り着かなかっただろう。