• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時・2【進撃の巨人】

第114章 次回のお楽しみは技巧の訳の実験品



「凛、それ。結構よくしてるけど、
分かってやってるの?」


「……匂い嗅ぐの?」


「ちょっと逆の立場してみる?」


問われてすぐ、
モブリットの鼻先が首筋をくすぐる。


「んっ…、」

小さな吐息が耳元で響き、
周りの空気だけがそっと震える。

間近で聞こえる呼吸音すらも
身体の疼きを誘ってきた。



「や…、それ、モブリット、ダメだ……」


「どんな気分になって来た?」



「……そこはかとなくムラムラと……」


正直に言ってしまうと、
吹き出す声が耳を掠める。



「分かってくれて良かった。」


「ん…、ごめん。」


「いいよ。
凛にムラムラさせられるの、好きだから。」


今日はモブリットの発言が
ヤケにサラッといやらしい。

卑猥な性具関連の話を暴露した後だからか?

また距離が縮まった気がして嬉しいけど、
この落ち着かない身体はどうしたらいいんだ……

/ 1588ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp