第1章 朝起きたら男になってた件について
ジリリリッ…
いつものように目覚まし時計がなる
「んーっ…」
私の声がいつもより低かった
風邪かな?
「ふあ…ん?」
そして、ある違和感に気付いた
「なんか、胸が軽い」
自慢になってしまうが、私は胸が大きいほうで琥珀くんにも褒められている
それが、なぜか今日は重くないのだ
そして、自分の部屋にある鏡を見て私は驚愕した
「何、コレ…」
目の前には顔の整った美青年が
そして、顔を触ると青年も動いた
首をかしげてみても動く
「コレ…私……?」
夢としか思えなかった
うん、多分夢だコレ
「にしてはリアルだけど…」
とりあえず、これでは学校に行けない
ひとまず、琥珀くんを呼ぼうと思った