第2章 試練を乗り越えろ!
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蜜[そんでな、そんでな!!!]
蜜[うちが特力の教室に入ったら皆で歓迎会してもらってん!!!]
亜[ふ~ん]
蜜[先輩達皆優しい人達で安心したわー♪]
亜[まあ特力系は皆面白いやつばかりだからなー]
蜜[そうやねん!!!]
私は今蜜柑の話をひたすら聞いている
ただ久しぶりに初等部に遊びにいこうと思って来てみたらこのとうり蜜柑につかまってしまったのだ
蜜[うち特力系で良かったと思うんやー♪]
亜[そうだな]
蜜[そういえば亜流架先輩は何系なん?]
亜[私は体質系だぞ]
蜜[体質系!?ほなルカぴょんとパーマと鳴海先生と一緒やねんな]
亜[そうだぞ]
蜜[亜流架先輩は何のアリスもってんの?]
亜[全てのものを虜にしてしまうアリス····]
蜜[ん???]
あれ?蜜柑には難しかったか?
蜜[それってつまり~鳴海先生と一緒っていうこと?]
亜[まあそうだな]
蜜[すごーい!!!素敵なアリスやな♪]
素敵·····?
亜[そうでもないとは思うが···]
蜜[えっ?]
亜[私のアリスは人間フェロモンだけじゃなくて動物フェロモン·植物フェロモンとか色々混ざっているのだ]
蜜[それってすごいことやん]
亜[いや、ただうえのやつらに利用されるだけだ]
亜[·····私は初校長の駒でしかない]
蜜[亜流架先輩······]
蜜柑が心配そうな顔をしてこっちを見ている
亜[蜜柑····お前も目をつけられないよう気をつけろよ]
私は蜜柑にそう言って帰ることにした