第2章 試練を乗り越えろ!
だが···········
亜[少しキツく言い過ぎたか···?]
私は蜜柑が落ち込んでいるんじゃないかと心配で初等部の周りをぐるぐる回っていた
しばらくすると蜜柑の元気な声が聞こえてきた
蜜[鳴海先生ーーー!!!これ、じいちゃん宛の手紙書いたからよろしくっすー!!]
鳴[あー、はいはい分かったすー♪]
何だ···いつも通り元気じゃないか
良かった···
安心している間に蜜柑がこちらに気づいた
蜜[あっ亜流架先輩!!]
亜[よ···よう]
蜜柑は嬉しそうな顔をしてこちらに走ってきた
蜜[良かったーまだ初等部におって]
亜[??何か用か?]
蜜[····さっきなんか亜流架先輩にとってきにさわるようなこと言ってしもうたみたいやったから謝ろう思って···]
亜[え]
蜜[ごめんな]
しょんぼりとした顔を向けてそう言った
亜[いや、お前が謝る必要はないぞ蜜柑!!]
亜[蜜柑は何も悪くないんだから]
蜜[ホンマに···?]
亜[ああ、むしろ私がキツく言い過ぎた]
亜[ゴメン]
蜜[うち全然気にしとらんよ♪]
蜜柑の顔が笑顔に戻った
亜[···やっぱり蜜柑は笑顔が一番だな]クスクス
蜜[えーそうかなーーえへへ]
あーもー可愛い!!!!