第2章 テニスの王子様/氷帝/
「俺様を最初に忍足、ジロー、日吉、、宍戸、鳳、向日の順で輪になりな」
「跡部!お前それ勝手に決めるなよ!」
「宍戸の言う通りやわ。ここだけは譲れへん」
当然の配置だ。みたいな表情でいる跡部にメンバーは猛抗議。
「俺も今のはちょっと……」
「ここで部長の権限を出さないで下さいよ」
と、長太郎や日吉までもが口を挟んでくる。
「えー!!跡部ぇー!それはないCー!」
そして慈郎に至ってはやはりやかましい。
「アーン?俺様が用意したプレゼントはお前らにやるもんじゃねぇんだよ」
「そら俺もや。男にあげるようなもんやないで」
「でも跡部さんの妙に大きな箱ですよね」
「長太郎の言う通りだぜ。一体何が入ってんだよ」
言い合いの最中、一同は樺地の側に置いてある箱に視線を集めた。
人1人入れそうなくらいビッグなもの。
まさか「俺がプレゼントだ」なんて言うんじゃないだろうなと、跡部以外の全員が同じ考えを巡らせる。
『これ何なんですか?』
「知りてぇか?」
『はい!』
そこでが質問しちゃったものだから、今度は揃って耳をたてる。
考えが当たってたらどうしようと、今のうちにリアクションを用意しておく忍足達。
けど今時「俺がプレゼントだ!」なんて言う奴はいないだろうとも思っていた。
入っていても高級な品物くらいだろうと。
「俺様だ!」
『へ?』
「「マジかよ!」」
だが用意したのは跡部なのでアホが通じてしまう運命。
期待を裏切らない答えに、皆んな「マジかよ!」しか言えなかった。
「ホンマに言うたわ……」
*終わり*