第2章 初会話
-次の日-
隼人side
「おはよ…!?」
教室のドアが開きあいさつをしたのは香奈。
だが俺を見てすごく驚いている。
「隼人!?どうしたの!?いつも遅刻してくるのに!!」
「んなビックリしなくてもいいだろ(笑)」
ただちょっと…
「よー今日もご機嫌うるわしゅーう!?」
「いやいや、玲雄もビックリしすぎだろ(笑)俺どんな扱いだよ」
ビックリされたのにもいつもなら怒る…
が、今日は気分が違う。
なぜなら俺が初めて恋したんだからよー♪
「ちょーちょー玲雄たち!!聞けよ!!」
「なんだよ気持ちわりぃな」
「昨日のNステ見たぜ!!」
「あーあれなーどうだった?志藤彩音は(笑)」
「そのことでさ…俺…惚れた」
俺が口に手をあてて話す…。
と、皆が「え?」という顔をした。
「なんだよ」
「お前、マジで言ってんのか??」
「お、おう」
ビビるって…。
なんだよその反応。
「おい、どうし…」
「やめとけ!!」
はぁ!?
なんだよそれ…。