• テキストサイズ

変な転校生のせいで私の人生崩壊した件について

第4章 自分の気持ち


屋上にきた
さすがにここまでくると私も、彼女が何をしようとしているかは分かった


ドアの隙間から、こっそり覗く
「あのね、琥珀くん…」
「…うん?」


「私、琥珀くんのこと…好きなの!!」
ほら、やっぱり
「……」


彼は黙ったままだ
「琥珀くん…?」
「……あの、俺」


彼が何か言いかけたときだった
「…!?」
女子が彼にキスをした


もう、見ていられなかった
何で、何で、何で
いいじゃん別に、彼がどうなろうと私のしったこっちゃない


なのに、悔しかった
涙が止まらなかった
ここでやっと気付いた


私は
彼が好きなんだと

/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp