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LEGANCE

第1章 私と幼馴染





「雪…。やっと君を迎えに行けるよ。」




真っ白な空間に浮かぶ青年は、水晶のような玉を見ながら愛しそうに呟く。



待ち焦がれた雪に会うために青年は空間を後にした。





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私は知らなかった。



永遠に続く日常と思っていた日常が仮初めの日常だったこと。
自分に運命があること。


目の前の世界以外に世界があること・・・。





だけど知った今ならわかる。


たとえ知っていたとしても逃れられなかった、と。







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