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るろうに剣心【東京編】

第12章 弥彦君の闘い




最近、弥彦君が赤べこで働いている
裏方が専門だけど、一生懸命に働いている

彼に働きたいと、言われた時は驚いたが
理由を聞いたら納得をした
妙さんにお願いしたところ、少し困ったような顔をしていたが、
承諾してくれた

私はというと、今まで怪我をしていたせいで
仕事ができなかった
だからその分の労力を使っている

そんなある日
緋村さんたちが店にやってきた
どうやら、弥彦君の後を追いかけて来たらしい
本当は口止めされているんだけど、私は三人を店の裏へ案内した

そこには炭袋を運んでいる弥彦君と燕ちゃんの姿があった
燕ちゃんもまた最近ここで働き始めた女の子
弥彦君より後なんだけどね

『中に戻りましょう。牛鍋でもいかがです?奢りますよ』

これ以上弥彦君の邪魔をしてはいけないと思い、三人を引き戻す
“奢る”という言葉に反応したのは佐之助さん
まぁ、わかりきっていたことだけどね


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