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戦利品は己の手で

第6章 戦利品は壊れ物注意



きっとは俺を待っていてくれている。俺を笑顔で迎えてくれるんじゃないだろうか。あぁ、これ以上幸せなことはない。

「、帰ったぜ」

……、返事がない、
いつもなら物音がするのに、今日は何もしない。寧ろ気配もしない。なんだ、部屋じゃねぇのか。座敷牢か?

「」

いくら呼んでも返事がない。
何でだ?まさか、家康が連れて行っちまったのか?

「おい、知らねぇか?」

「存じ上げませぬよ」

別の側室に聞いても、返答がないし、まともに目を合わせようともしねぇ。
さては、何かを隠している。

「を何処へやった?何処にいるんだ?」

「わたくしらは存じ上げませぬよ、ねぇ」

「はい」

腹が立つ、なんだこの、俺を見る目は。俺が悪いとでも言いたげなその生意気な…反抗的な目。そんな目で俺を見ていいのはだけだ。
いい加減にしろ。

「吐いた方がアンタ等の為だぜ、なぁ…言えよ」

「知りませぬ!!!」

「…チッ、めんどくせぇなァ」

俺は躊躇なく目の前で俺に目を向けて反抗的な態度をとる側室を斬り捨てた。この程度、何とも思わねぇぞ。

「ヒッ」

「おら、の居場所を吐きやがれ」

「や、やめ、」

「吐け!!!」

また、汚らしい紅が舞う。忠告も聞かねぇとは、頭の悪い奴らだ。
何故俺に教えようとしないんだ?

「元親様ッ!!」

後ろから正室の声が聞こえた。




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