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戦利品は己の手で

第5章 戦利品と無用な絆



「家康ッ…俺は、アンタを潰さなきゃならねぇ」

「儂は元親を止めなければならないようだ」

「何で…何でッなんでなんだよ!!!何で俺の事を邪魔しやがるんだ?!!毛利も、鶴の字も、家康!!!アンタも!!!!!」

「巫殿…?」

鶴の字の名前を聞いて家康はハッとした。

「まさか、殿と巫殿の絆を…」

「悪いかよ、鶴の字は…俺のを、横取りしやがった…」

「横取り、いい言葉ではないが、そうしたのは元親のほうだろう」

家康、アンタまで一体何を言っているんだ?どうしちまったんだ?
アンタは俺と親友で、俺と一緒に笑って、手助けし合って、困ったときはお互い様だろって、そう言って手をと取り合ったあの日の言葉は、嘘だったのかよ。
俺は間違った選択をしたのか?アンタをあの時あのまま斬っていればそれで正解だったのか?あぁそうか、そういうことか。

「…は、ははははッ、アンタ等と俺は…間違った絆を結んでいたようだなァ…」

「間違いなどない!儂等の絆は、何よりも深く、誰にもわからぬような思いが」

「それを裏切られてんだ!!!」

俺はただ一心に重い錨を家康にたたきつける。
への思いならだれにも負けない、たとえ家康であったとしても負けるはずがない。
俺は家康に感謝している、こうしてまたと仲睦まじくなれるんだぜ、俺は感謝してるんだ。
だが…俺の知らないを知ってるなんて、羨ましすぎるだろ、憎い、憎い、憎い…憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!!!!!!!!
許さねぇ、泣いて懇願されても俺は絶対に許さねぇ
家康、アンタはをれを裏切ったも同然の行為をしていたんだ。過去の自分を恨むんだな。



永遠の別れだ。
じゃあな、家康。次に会う時は戦のない世になるな。







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