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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第19章 バスケ部創部






「今年できたばっかの新設校だって」


「マジかよ…」


「こりゃホンモノだぞ…!!」



バスケ部結成から約1ヶ月、インターハイ都予選1回戦が行われていた

もちろん誠凛高校も出場しており、試合終盤だが木吉は敵の選手の上からダンクを決めた




「マジかよダンク!?」


「スゲェ!?」


「つかアイツ…木吉だよ!「鉄心」の木吉鉄平!!」


「くそっ…「鉄心」だと…!?そんな奴がいるなんて聞いてねーぞ!!」


小金井
「とうっ!!」


日向
「鉄心鉄心…うるせーよ!!」



小金井が相手のパスカットをし、伊月を中継にして日向に渡ったボールは3Pとしてリングを潜った

日向のシュートが決まった瞬間に終わった試合は71対52と、初の公式試合にしてはとても良い出来だった




「くそっ…次は負けねーぞ!しょうりん高校!!」


日向
「違ーよ!!誠凛高校、バスケ部だ!!」



日向が敵の選手に訂正した後、木吉の膝にピリッ…とした何かが走った。それは本当に微かなものだったが、木吉の左膝は震えていた

そしてその後準決勝まで進んだ誠凛高校は1点差で負けていた中、日向のシュートが外れてしまったのだが木吉がそれをカバーし、ダンクを決めた

その事により逆転した誠凛は決勝進出を決めた




「誠凛高校予選トーナメント…決勝進出ー!!」



ベンチで相田と土田が喜んでいるところ、コートでは水戸部がガッツポーズを、伊月と小金井でハイタッチをしていた

その流れに乗せられたのか木吉が日向へハイタッチをしようとして手をあげたところ、日向も同じように手をあげた

その後すぐに日向ははっ…と気づいたのか、木吉を避けるようにぷいっと違う方向へと歩いていってしまった









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