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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第19章 バスケ部創部






伊月
「気持ちは伝わってたみたいだな…木吉!!」


日向
「あ?何言ってんだバカヤロー、共感なんて1つもしてねーよ!キレイ事ばっか言いやがって、むしろカチンとくることだらけだよ
俺だって絶望したことあるとか…だから何?って感じだよ。それでも恵まれてるだろーが
凡人と天才が同じなわけねーだろが!!

これだけは言っとくぞ、俺は木吉が大嫌いだ。だからバスケで絶対負けたくねぇ、それだけだ!!」


木吉
「…ああ、俺だって負けない!」



入って来た日向の髪は黒く、高2現在の髪型のようなものになっていた。左手にはやめた。と言っていたはずのバスケのシューズを持っており、それを見た伊月はまた困ったような、だけどどこか嬉しそうな笑みを浮かべていた

木吉はまた日向の言葉に驚いたのか目を見開いてから、彼に負けない。と言って真剣な顔をした

そんな木吉の横を通った日向は先ほど叫んだ伊月と小金井ように屋上の柵の前に立ち、自分の意思を叫んだ



日向
「バスケ部以下同文!!1-C 28番 日向順平!」


「コラー、何してるんだお前ら!!」


伊月
「げっっ!?」


相田
「日向くん…!?」


「ふざけるのも大概にしろ!!」


日向
「いってっ…」


「お前らも全員来い!!ったく、手間かけさせやがって…」


「そもそも日本一になどお前達がなれるわけないだろう!もっと現実を見ろ!くだらん!」


日向
「…っだとォ、なめんなやってやらぁ!!
でなきゃ全裸で告るでもなんでもやってやるよ!」



日向が終わった所で入って来た教師達に伊月と小金井は焦りを見せて、彼らを捕まえようとするのから必死に逃げていた

そんな中日向は無理矢理腕を捕まれ、自分達が真剣にやってることをくだらん!と言われたのが頭に来たのか思いもよらぬ一言を言ってしまった
それを見た聞いた4人はうおおおおおおい!!と焦った様子を見せ、日向をひたすら責めていた

また、それを大声で叫んでしまったため、朝礼前の生徒からも約束守れよ!!と声がしていた



相田
「ぷっ…くっ…あははははは…バカじゃないの信じられない!!
…乗った!やらせてもらうしかないわね!」



屋上で彼らが怒られている中、その中で相田が声をあげて笑っていた

そんな彼女顔はしっかりと決心した顔だった










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