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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第15章 予選から






鳴海
「なんか思ったよりたいしたことないっすね
これならヨユーで…」


川瀬
「バカヤロウ油断すんな!奴がこの程度のはずねぇ…」


今吉
「!」


火神
「……」


黒子
「どうしました?」



なめてかかる訳ではないが、そのようなことを言う鳴海に対して川瀬はどこか焦りのようなものを滲ませていた

黒子は自分の右手を広げてじっと見ている火神を不思議に思ったのか、声をかけた



火神
「いや…ずいぶんでけぇ手だと思ってよ…」


黒子
「!」


今吉
「…わざわざ見にきたかいあったわ」


桜井
「え?」


今吉
「よう見とき、あの7番。あいつのプレイは予測不可能や」


名前
『木吉先輩にボール回ったってことはシュート…』


桜井
「(フック…!…けどこれは…」


鳴海
「(ただのフックシュートじゃねーか!!たたき落としてやる!!)」



その瞬間鳴海のブロックの腕の間からパスを日向に通した

それは予想外だったのか、鳴海は目を丸くしていた



鳴海
「なっ…!?
(パス!!?)」


ベンチ
「「うおおっすげぇパス!!」」



そこからもらったパスを日向はいつもとなにも変わらずにシュートを決めた

その様子に黒子は何かを思い出したような顔を、名前は意味あり気な笑みをうかべた

ちなみにその頃火神はダブルチームが続行しており、フラストレーションが溜まっていく一方だった









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