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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第15章 予選から





今吉
「おー、やっとるな」



その2人組は桐皇学園の今吉と桜井だ

他何人かはどうしたのかと聞きたいところだが、できないので進めていこう



桜井
「誠凛対丞成…どっちが勝ってますかね…?」


今吉
「さあのー…まあ実力は同格やろ。ただし…誠凛にとって丞成は相性最悪や、誠凛はとにかくインサイドが弱い

逆に丞成のウリはゴリゴリくるインサイドや。特に今年入って1年は相当力がある
誠凛にはキツい相手かもしれん…」



そう言って彼らが中に入って点を見てみると誠凛は8点差もつけられていた

それに対し今吉は予想以上にモタついていると意見を述べ、桜井は火神の様子を見て驚いた



火神
「っこの…」


伊月
「持ちすぎるな火神!一度戻せ!」


火神
「わあって…っ…!?」


審判
「白ボール!」


火神
「くっそーっ!」


黒子
「火神くん落ち着いてください」


火神
「うるせーな。落ち着いてるよ」


誠凛
「(1ミリもそう見えねーよ!)」


日向
「ったく…
(火神にダブルチームか…予想はしてたど相当ラフにきてるな。おかげで流れもいかんせん悪いー…正邦とやった時思い出すな)」



ダブルチームで思い通りプレーが出来ずにボールをとられてしまったことに火神は明らかにイライラしていた

ちなみに彼は正邦戦でも思い通りのプレーが出来ずにイライラしていた



木吉
「火神!顔コワいぞ!もっと楽にいこーぜ!」


火神
「いてっいてーって!たたきすぎ!です!」


木吉
「ああ、スマンスマン」


火神
「めりんこんだらどーすんだ!ですよ!」


木吉
「ははは…え?何言ってんだ火神、人はそうそうめりこまない」


火神
「知ってるよ!もういいわ!」



頭を叩いてきた木吉にめりこんだらどうするのかを問うと彼は真剣な眼差しで返してきた

他の人はしっかりと相手の対策を練ろうとしていた



伊月
「とりあえずどうする?思ったより乱暴なチームだ。何度も黒子を使ったがファウルで止めにきている」


日向
「だいたい楽にいくとかオマエも全然じゃねーか!頼むぞ!!」


木吉
「いやぁ…やっぱり久しぶりだと試合勘がな…」


日向
「オイ!」


木吉
「けどまあそろそろ大丈夫、ボール回してくれ
試合は始まったばっかだ。楽しんでこーぜ」








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