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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第15章 予選から





第3者side



その頃誠凛の対戦相手である丞成高校も同じように別の控え室にいた



川瀬(丞成高校主将)
「おーい、鳴海は?」


「あー、奥で集中してます」



川瀬が言われた方向を見ると耳にはメタルが流れているイヤホン。手には誠凛のロッカーから出てきたらぶっつぶされるあの物

そう、エロ本を手にしていて座り込んでいた
しかも超真剣そうに



津布久
「なんでメタルとエロ本が集中アイテムなんだよ。いつも思うんだけど」


遠山
「さぁ…」


佐久間
「意味不明(イミフ)」


川瀬
「ま、いっし。いつも通りやってくれれば」


津布久
「んで今日の相手誠凛、どうなんだジッサイ?」


川瀬
「一言で言えば大型新人加入で伸びたチームだな。創部二年目だし
去年・今年と決勝リーグまで行ったのはすげーがそこ止まりだ

要注意はその大型新人火神大我、とにかくこいつが一番やっかいだ…が、今年の夏のビデオを見る限り誠凛は致命的な弱点がある」


丞成
「!?」


川瀬
「チームとして力不足で高さもない。Cもいいとこ中の上…つまりインサイドが圧倒的に弱ぇ
ついでに監督がいねぇ、つーか女がそーかも」


鳴海
「なぬっ、女ァ!?」


津布久
「なんで聞こえてんだよ」


川瀬
「つーわけで、今日はウチも大型新人に暴れてもらおう」



集中が出来たのかイヤホンを外す鳴海は先ほどエロ本を見ていた時並みに真剣な表情だった










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