• テキストサイズ

あなたがいれば強くなる。

第3章 高い賞金首のわけ。




サンジは私のことをすべてわかってるかのような言葉を言う。


私はその言葉に助けられてるような、

そして逆に追い詰められる。


「…」

なにを考えてるかわからないひと。

紳士で、騎士道を全うに生きているのは分かるけど、

だからこそ、なにを思い、なにを考えてるかわからない。


「サンジ…」

「ん?」

たばこをくわえたまま返事をする。



「ちゃんと、言うから。」


私がそう言うとサンジは私の頭をわしゃわしゃと撫でて、爽やかにふっと笑った。

まさに、待ってる。というかのように。


私はその笑顔に見とれていた。




/ 288ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp