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あなたがいれば強くなる。

第8章 闇の中まで届くように




「……」

私は今ちゃんと、息をしているのだろうか。

体が重い。


今どこら辺にいるのだろう。

街の中心部の、駐屯地だろうか…



わからない。


周りで海兵が走り回っている。

私が立っているとこはどこだろうか。


「ここにいろ。」


高いとこにいるのがわかる。

縛られてもいないのに、

逃げようともしない。

なにもみえない。


聞こえない。



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