第1章 あなたは私のプリンセス?麦藁一味と呼ばれる海賊。
「さ、サンジさん、そろそろ離してください…///」
「プリンセス、おじょうぎわがわるいですよ?」
またからかってみる。
「ぷ、プリンセス!?
そ、その、サンジさんは誰にでもこんな感じなんですよね!?///」
……こういう場合はどう答えたらいいのか。
いやたしかに俺は女性は好きだが、
「…私、男の人と話すのとか、こういうの、全然慣れてないので、やめてもらえると嬉しいです!///」
「恥ずかしい?」
からかいがいのある女の子だ。
「鬼姫とは言いがたいな。」
「き、聞いたんですか?」
恥ずかしい…と顔をさらに赤らめるシズナさん。