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あなたがいれば強くなる。
第4章 目は口ほどものを言う。
「こんなかに、失われた島゛鬼神島゛を知っているやつがいるはずだ。」
っ!!
鬼神島…!?
その島は…
「鬼島ならこの前行ったよな?」
「いいえ、その島とは別よ。
たしかその島は…何年も前になくなっている島よ」
「そうだ。」
「それがどうした」
「……」
わたしは黙って聞くことしかできなかった。
その゛鬼神島゛は、今はもう無い、私の産まれた場所。
「鬼神島、そこはかつて、鬼族…鬼島で出会ったあの鬼より上の鬼族が住んでいた場所よ。」
さすが考古学者のロビン。
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