第11章 まったく、小学生は最高だぜ!!
さぁこの空気はマズイぞ!
年上だと思って話したが実は自分より年下でなにも言えないパターンだ。
リコさん何気に年齢気にしてるのか?
あんなジト目で銀髪で眼鏡っ子なリコさんが年齢を気にしてるのか。
ここで何歳なんですか? って聞くのは立体機動で現代の東京を滑空する位危険だ。
リコ「」ズーン
アイト「…まぁ、年齢が一個しか違わないなら呼び捨てでもいいですかね」
リコ「え?」
アイト「え? リコさん…リコって17,8歳位じゃないの?」
今の俺に出来る精一杯の緊急回避だ。これ以外思い付かん。
リコ「そ、そうか…君にはそれ位に見えるか」テレ
あれ、リコさんってこんなに可愛かったか?
…可愛かったか。
アイト「あ、じゃあリコも俺の事はアイトって呼んで下さいよ」
リコ「え、あ、あぁ。そうだな。気を付けるよ」
照れたりキリッとしたり、見ていて飽きないなこの人は。
アイト「あ、でも俺は年下ですからやっぱりリコさんって言った方が良いのかな」
リコさん「…………」
アイト「……リコ姉さん」
リコ姉さん「…………」
アイト「…リコって呼ばせていただきます」
リコ「あぁ。そうしてくれ」ニコッ
年齢をちょっと気にしているリコさん可愛いです。