第11章 まったく、小学生は最高だぜ!!
アニ「・・・・・・・・・」
アイト「・・・・・・・・・」
(。・ω・。)「にゃー」
アニが何かを訴えたいようにしてこちらを見上げている!
話を聞きますか?
→はい
yes
アイト「・・・どうした?」
アニ「・・・拾った」
アイト「何処で・・・何で?」
アニ「避難所の端の方で。怪我してから・・・」
アイト「捨ててきなさい。野良猫は危ないんだから」
狂犬病ではないにしろ、野良猫は懐くと厄介だ。
捨ててこいと言うとアニは涙目になって何かを訴え始めた
。
アイト「いや、そんな目で見られても飼えないものは飼えません。返してきなさい」
アニ「・・・ウッ・・・グス・・・・・・」
やべぇ・・・これ見られたら誤解される。
幸いアニが話があると言ってテント裏に呼び出してくれ御陰で近場にいなかったのが幸いだ。
「お、アニこんな所にいた・・・のか」
「探したよアニ。何処行って・・・」
アニの背後。テントの陰から男の子が二人タイミングでも狙ったかのように出て来た。
「グスッ・・・ライナァ・・・ベルトルト・・・」
ライナー「」
ベルトルト「」
涙声で訴える金髪少女。そしてそれを見下ろす憲兵。
二人は(間違った方向に)悟り、体格の良い方は俺に体当たり。背の高い子は大人を呼びに表に走った。