• テキストサイズ

闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第5章 さらば、もう一人の友よ


<アギトside>

いつも賑やかなギルドだが、今日は一段と賑やかだった。


「何かギルドも変わってるし、ミラ姉も雰囲気変わってるけど」

「そう?」

「やっぱり妖精の尻尾は妖精の尻尾だね!」


そう、リサーナの歓迎会っつーか帰還祝いだ。


「リサーナが戻って来たぞ~!」

「今日は仕事しねぇ! 飲むぞ食うぞー!」

「お帰りリサーナ!」

「てめぇらキタネェ恰好で近付くんじゃねぇ!」


俺の時もこんな感じだったなー…思い出して何か俺まで嬉しくなってきたぜ。

お、雷神衆もいる。


「めでてー日だぜベイビー」

「めでてー」「めでてー」

「本当に無事で良かった」

「雷神衆! ギルドにいるなんて珍しいね」

「そんな事ないわよ だって私こそが妖精ですもの!」


ラクサスの件があってからはギルドにいる姿をよく見るけどな。
リサーナからしたら確かに珍しいかもな。
にしてもエバ…髪型変えた?
今の方が若々しくて可愛いな。


「じとーー」

「うわっこっちも!」


あ、ジュビアがファントムん時の髪型に戻ってる。
そーいやあハッピーと…


(エドラスではグレイの方がジュビアに惚れてるんだよ)

(何ですって!?)

(髪型かな?)


…なんって会話してたな。
ちょっとコブラの魔法使ってみた。


「(ジュビア…エドラスに行きたい!!)」


残念だったなー…。




/ 510ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp