• テキストサイズ

闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第5章 さらば、もう一人の友よ


うん…スッキリした!
中に人がいねぇから容赦なくぶった斬れたしな。
まぁ今回は別に残ってたとしても斬ったけど…ナツの優しさだと思え。
俺はナツ達がいる地面に降り立った。


「た…助けてくれ…」


震えながらそう言うファウストはしばらくすると気絶しちまった。
この時の俺は知らなかった。

ファウストの目には、俺達が勇ましい四頭の竜に見えていたことを。


『Checkmate(チェックメイト)!!』

「あー! 俺も言おうとしたのに!」

「ギヒ、バカが」


さーて、そろそろあの作戦も実行するべきかな。


『ウェンディ、治療するからナツ達の治療を手伝ってくれるか?』

「勿論です!」

「ん? 何かするのか?」

『これからそれを説明するよ っと、お?』


突如地面が揺れた。
ナツ達は敵の増援が来たのかの驚いていた。
だがそれは違った。

次々を、浮遊島が落下しているのだ。

この世界の浮遊島は魔力で浮いているって言ってた。
それが落下し始めていると言う事は…この世界から魔力が消えているんだ。




/ 510ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp