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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第4章 再会と離別を同時に


『…何で?』

「あの頃の強さと美しさ、そしてあの時の聡明さと優しさ
 貴方の全てに惚れました!」

『だけど…』

「わかってます、貴方が誰の事を想ってるのか」


マジかよ…!


「俺は恋仲になりたいのではなく、貴方の執事に…いえ、貴方の犬になりたいんっす!!」


人間捨てた!?
いやいやいやぶっ飛び過ぎだろ!


『あのさ…仲間じゃダメなのか?』

「仲間なんて恐れ多い! 俺は貴方の犬で十分っす!」


な、何か…一瞬ヴィアンに犬の耳と尻尾が見えた気がした…。


『えーっと…どーすれば?』


俺はナツ達に聞いてみた。
そしたら…


「「「「アギトが決めろ(なさい)」」」」


…と言われた。
くそぅ…じゃあ正直な気持ちを言うぞ。




まず俺はヴィアンの額に俺の額をくっつけた。



『俺は仲間として歓迎するぞ 自分の好きにしな』


「!! 一生ついて行きます!!」


好きにしろって言ったのに…まぁヴィアンがそうしたいならいいか。
こっちも"念動力"(サイコキネシス)覚えさせてもらったし。
ナツとグレイは「アギトにペットが出来た?」なんて言ってる、おいおい。
ルーシィは物凄い速さでノートにメモしてる。
いつの間に取り出したんだ、つーか何をメモってんだ?
エルザも腕を組んで「うんうん…」と頷いてるし…。


…まぁ、いっか。


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