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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第4章 再会と離別を同時に


『はぁあ!? お前、俺を恨んでるんじゃなかったのかよ!?』

「恨っ!?」

「どーゆー事だよ!?」


俺はナツ達に簡単に説明した。
簡単にと言ってもガキの頃潰した闇ギルドの【悪食の大罪】を潰した時の魔導士だったって事を言っただけだがな。


「確かにあの時はそう言いましたが、俺は正式にあのギルドに入ってたワケじゃねぇんっす」

『でも、俺を恨んでたんだろ?』

「そう…だと思ってました」

「思って…ました?」


過去形…どーゆー事だ?


「俺、ギルドを潰した後の貴方の姿が頭にこびり付いて離れなかったんっす
 だから俺はそれを恨みなんだと思ってました
 だけど…潰されて悔しい思いする程あのギルドに思い出があるワケじゃありませんでした
 なら何で貴方の事を忘れられなかったか、貴方を追い続けてたのか

 それがやっとわかりました
 いえ、わかってしまったんです」


「「「「ま、まさか…」」」」


? みんなわかったのか?
俺にはさっぱりわかんねぇぞ。


「俺は…





 貴方に惚れてしまったんっす!!」



『……』


…あ、悪ぃ。
フリーズしちまった。


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