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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第4章 再会と離別を同時に


「な…」

「アギトさん!」

「受け止める気か!」

「そんなっ…無茶だアギト!」


大丈夫大丈夫。
そんな心配しなくてもさ。


あぁそうだ、みんなに見せるのは初めてだったか。



『いくぜ…エリュシオン』



顔に鱗、両腕に黒い刺青が走る。



『ドラゴンフォース…解放』



同時に、容赦なく放たれるニルヴァーナ。



『やらせるかよ』



迫り来るニルヴァーナに対して俺は黒い魔法陣を展開させた。

エルザ達は…見た事あるよな。




『滅竜奥義・"邪煉空絶破"!!』




禍々しい色をした魔力と闇空よりも暗い光線が激しくぶつかり合った。



エーテリオンの魔力を粉砕した俺の奥義だ!


こんなんにやられるワケねぇだろーが!!



「アギト!」

「アギトさん!!」


ジェラールとウェンディの叫びが聞こえた。
心配させてんならさっさと片付けねぇとな!
俺は黒光の量を更に増やした。

だが、流石は超反転魔法と呼ばれるニルヴァーナだ。
評議院の資料室で見たがかなりキツいな。
出し惜しみしてるヒマはねぇ、一気にやってやる!!



『吹っ飛べぇえええぇええええええ!!』



俺は一気に魔力を放出して力を倍増させた。

するとニルヴァーナの勢いを上回り発射口みたいなところまで追い込んだ。
爆発音がして、そのままニルヴァーナを後ろに吹っ飛ばした。
そのニルヴァーナに追い打ちをかける様に空から攻撃が降って来た。
遅いんだよバーカ。


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