第3章 折り重なる再開
[エントリーNo.6! 西部からのセクシースナイパー!
ビスカ・ムーラン!!]
水着姿のビスカが登場。
そして4枚のコインを上空に投げた。
「換装! "ザ・ガンナー"!!」
狙撃用の銃で投げ上げたコインを、一発で全部中心に打ち抜いた。
「イィヤッホー!」
「か、可愛い!」
落ちて来たコインを受け止め、皆に見せるビスカ。
そんなビスカにメロメロなアルザック。
[エントリーNo.7!我らがギルドのスーパールーキー!]
「あたしだ!」
[その輝きは星霊の導きか…ルーシィ・ハー「だー! ラストネームは言っちゃダメ!!」
フルネームを言うマックスを遮るルーシィ。
「何だ?」
「?」
「可愛いなあの娘」
「あはは…えーと…あたし、星霊と一緒にチアダンスしまーす!」
誤魔化す様に手をヒラヒラ振り、上着を脱ぐルーシィ。
中に着ていた服は宣言通りチアリーダーの服装だった。
「開け、処女宮の扉! バルゴ!」
「チアコスで、お仕置きですか?」
ルーシィはまずバルゴを呼び出し、チアダンスをする。
「続いて…開け、白羊宮の扉! アリエス!」
「いきなりで…すみませぇん…」
服装はいつものままだがアリエスを呼び出した。
もじもじしながらの精一杯なダンスが逆に観客を魅了した。
これで終わり…
では無かった。
<エントリーNo.8! 舞い戻ってきた最恐の男!
男も女も魅了する彼が女となって登場!?
アギト・エリュシアン!!>
『はあ~い』
「「「ええぇえええ!!?」」」」
「「「アギトォオオ!!?」」」
なんとそこにいたのは、女になったアギトだった。