• テキストサイズ

闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第3章 折り重なる再開


だけど、マスターはそうではないらしい。


「な…なぜあと一日がまんできんのじゃ…クソガキども…


 明日は取材で記者が来る日なのにぃーー!!」


「記者!?」

『記者だと!?』


記者って…アレだよな…週刊ソーサラーのジェイソン!
「クールCOOLクゥール!!」って連呼する奴!
俺アイツ苦手なんんだよ…一夜程じゃねぇけど。
テンション高いしろくな質問しねぇし。

始めは真面目で良かったんだよ。
「闇の滅竜魔法は何を食べるのか」とか、「コピーするのに時間差があるのか」とか、「コピー出来るのと出来ない魔法があるのか」とか。
因みに『夜の闇とか"ジュピター"みたいな闇の波動』、『難しかったり複雑なものは時間がかかる』、『能力(アビリティ)系の魔法だけコピー出来る』と答えた。

問題はその後だ。
「女に間違えられた事があるのは本当か」とか「何人の男に間違えられたのか」とか「告白されたこともあるらしいが本当か」とか…あぁ思い出さなければ良かった…!


『…よし、逃げよう』


SS級クエストにでも行って逃げよう。
そう心に決めた俺だった。


/ 510ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp