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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第3章 折り重なる再開


その時、



空に流れ星の様に綺麗な花火が打ち上げられた。


「キレーイ!」

「え、アレは…?」

「俺じゃねぇぞ」

「…アギトもジェラールも、祝福してくれているのか」


私はそう呟いた。
ルーシィも「そうかもね!」って言ってくれた。
アギトもジェラールも天体魔法を使える。
誰が打ち上げてくれたのかはわからぬが…嬉しかった。





『当たり前だ! これからの人生、頑張れよ』


そうそう、こんな事を言いそう…ん?


「「「え…?」」」



私達が振り返るとそこには…



『よっ』



全身傷だらけだがピンピンしているアギトがいた。



「「「「ええぇええええ!?」」」」

『うるせー 滅竜魔導士は耳がいいんだから叫ぶなよ』

「いや、おま…あ…アギト!?」

「生きてたのか!?」

「てっきり死んだのかと…」

『勝手に殺すな』

「なら何でもっと早く帰らなかったのだバカ者!」


私がそう叫ぶと…アギトは少し困った顔をした。


『…ジェラールを探してた』

「あ…」


しまった…その様子だと、見つからなかったのだな…。
ギャーギャー喚くナツ達をあしらって、アギトはショウ達の方へ向いた。


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