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闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第3章 折り重なる再開


*少しBL入るので注意・ジェラールが頑張ります


それから色々な魔法を教わった。
【幽鬼の支配者】の時に使った"煉獄砕破"(アビスブレイク)もブレインに教わったものだ。


「…行くのか?」

『あぁ 俺はまだ強くなる為に旅に出る』

「…うぬが言うなら無理は言わない だが、いつでも帰ってこい」

『うん』

「それと、うぬにコレをやろう」


ブレインがアギトに渡したのは、カラコンだった。
アギトの左目と同じ瞳だった。


「私も研究者だからな カラコンの一つや二つ容易い事だ」

『ありがとう! 早速やってみる』


アギトはブレインに貰った入れ物からカラコンを取り出した。
そして自分の右目に嵌めた。


『…どうだ?』

「凄ぇ、全く違和感ねぇよ」

『良かった ありがとう、ブレイン』

「礼には及ばぬ うぬは私の息子なのだからな」

『うん 強くなったらまた会いに来るよ』

「アギト、」

『? 何だジェラー…!』


ジェラールはアギトの額にキスを落とした。


「俺の挨拶だ また会ったら、な」

『挨拶…わかった じゃあ俺も』


アギトもジェラールの額にキスを落とした。
が、ジェラールは頬を赤く染めた。


『? 挨拶なんだろ?』

「あ、あぁ/// 元気でな!」

『おう じゃあな!』


アギトは二人に見送られて森を離れた。



「…増せた事をしおって」

「アギトは渡さねぇぞ、ブレイン」


アギトがその話を聞こえるハズも無かった。


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