• テキストサイズ

闇の滅竜魔導士と盗魔眼

第3章 折り重なる再開


楽園の塔、食堂。


「四角ーー! 何処だーー!」

「ちょっと、此処は敵の本拠地なんだから大声出さないの!」

「もがっ」


ルーシィが手でナツの口を塞いだ。


「下であれだけ派手にやってんだ 今更こそこそしても仕方ねぇだろ」

『あぁ この扉、魔法の力で遠隔操作されたもんだ
 俺達は完全に気付かれている』


扉に魔力を感じるからな。
この塔事態少し魔力を帯びている感じがするんだが…気のせいだろうか?


「だったら扉を開く意味が余計にわかんないじゃない」

「挑発してんのか」

「挑発…」

「…お前、なんだその服」


考え込むルーシィを見て、グレイがルーシィの服に気付いた。
ルーシィは気付いてくれたのが嬉しかったのかニコッとして言った。


「星霊界の服! 濡れたままの服着てんのも気持ち悪いし、さっきキャンサーに頼んだの」

『へぇー、星霊界の服って派手なんだな 似合ってるぞ』

「ホント!?/// ありがとう! にしてもアンタ達、よく濡れたままの服来てられるわね?」


頬を少し赤くしたルーシィ。
ジュビアは少しだけ悔しそうだった。
んで濡れたままの服のはずのナツとグレイに尋ねた。


「こうすりゃすぐ乾く」


見るとナツが全身炎を出して、グレイがそれにあてている。


「あら! こんな近くに乾燥機が!? アギトは?」

『同じ服に換装した』

「良かった まともな考えの人がいて…換装って便利ね」

『確かに、結構便利だな』



その時、


「居たぞー!侵入者だー!」


更に兵達が来た。



が、



「ぐほぉ!」


「がっ!」


「ふぉ!」



突然現れたエルザが切り捨てた。


/ 510ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp