第3章 折り重なる再開
<アギトside>
アカネリゾート、カジノ。
夜になって俺達はカジノに居た。
因に昼は適当に泳いだりして…ない。
男女関係無くナンパされ続けていた。
歩くたびにナンパされて最後の男二人組がしつこかったけどエルザが追っ払ってくれた。
そん時の顔が…俺からは見えなかったけど、凄ぇ怖かったんだろうな。
もう来なくなってやっと泳げた。
今の服装はいつもの黒コート。
つかカジノ内にジェットコースターがあるのってどうかと思うぞ?
エルザとルーシィはポーカー、グレイはジュビアと対談、ナツはビンゴゲームでクレームを出している。
俺はチェスに夢中になっていた。
『Checkmateだ』
「っ…参りました」
俺は10戦中全勝で勝っていた。
俺にチェスで勝とうなんざ100年早ぇんだよ!
その時だった。
「銃だあぁ!」
「ひいぃ!」
「な…何するんだー!」
『!? ハッピーの声!?』
急にビンゴゲームのところで他の客とハッピーの叫び声がした。
そのすぐにいきなり周りが暗くなった。
停電か!?
くそっ…邪竜ナメんなよ。
俺は真っ暗でも周りがよく見えるんだよ!